幼児の生活
幼児は3、4、5歳が一緒に生活する異年齢のクラス編成です。3歳児は、4・5歳児がお手本になり、4歳児は、小さい子との関わり方を5歳児から学び、5歳と関わることで、大きくなったら…と、生活の見通しや希望を持つことができます。5歳は、3・4歳に頼りにされることではりきったり、自信を持てます。それぞれの年齢をしっかり受け止め、子どちの心に寄り添って自立を助け、自分で考え行動できるよう援助します。また、ルールや社会性を習得しながら、いきいきとした生活が送れるように働きかけます。”課業”を通して、遊びの体験がしっかりと認知された経験となるよう計画的に働きかけています。
<課業>
なるほど!たのしそう!やってみよう!という子ども達自身の活動や遊びが、豊かで知的なものになるために、さまざまな領域から働きかけることができるように、6つの領域で構成された活動です。
<わらべうた・音楽>
拍感・リズム感・聞き合う力・協調性等、育みます。
<文学>
お話を聞く、話す、想像力、表現力、演じる力等、育みます。
<描画・手仕事>
表現、創造、想像力など、育みます。
<数>
数的なさまざまな事への興味と認知、10までの数の認知から、長さ、高さ、重さ、速さ、容量等、遊戯的な働きかけの中で、楽しみながら認知できるように働きかけます。
<体育>
しなやかな体と注目力、集中力を育むとともに、人の体についても認知できるように働きかけます。
<環境認識>
社会、自然、生活の中でのふしぎや疑問、家族、身近な人々との関係等を、毎日の生活の中で認知できるよう働きかけます。
又、さまざまな生き物について学び合う中で、命の大切さについても育みます。